2008年8月18日

もう一度、生まれてきたいと思う? スカイ・クロラ-The Sky Clawlers-

おはようございます。
月曜担当坂本です。

夏休みも終わり、また忙しい毎日の始まりですね。
ちゃんと充電できたかなー。。。。

Sky_Crawlers_POSTER_s.jpg


さて、ワタクシはお休みの間に『スカイ・クロラ』を2回観ました。
映画のサントラを買って、毎日ずっと聴いてています。
ハマってます。

「このブログはヲタクネタ禁止!」と、店長に最初にクギをさされてたので
隠していましたが、実はアニメ好きです。。。。

なので、押井守監督、Production I.G.制作と聞いて観ない訳には行きません。
当然のように劇場で見るべく足を運んだわけなのですが、相変わらずの難解ぶり。。。。

解説をじっくり読んだ後、2回目の鑑賞に挑みました。

当たり前のように繰り返される毎日、無限ループ。
とてもとても奥が深くていろいろ考えさせられました。


それでも・・・・・・・・昨日と今日は違う
今日と明日も きっと違うだろう

 いつも通る道でも
 違うところを踏んで歩くことができる

 いつも通る道だからって
 景色は同じじゃない

 それだけでは、いけないのか
 それだけのことだから、いけないのか

このユーイチの言葉に全てが象徴されているような。。。。


アニメにはちょっと拒否反応を示す方でも、この映画はお勧め。
解説をきちんと読んだ後、できれば2回鑑賞してください。

そして、エンドロールは必ず最後まで観て下さい。

以下ネタバレあるので 観てない方は読まないでください。

ショーとしての戦争をするために、思春期の姿のまま何度も再生されるキルドレ。
戦死しない限り、年をとることも死ぬこともない。永遠の命。
空で戦い、人を殺すこと、死と直面していることでしか自分の存在を感じることが出来ない。
何度も繰り返される生と死。そして愛。


平和な毎日。
けれど、自分とは関係のないところで繰り返される争いや人の死。
それを感じなければ、平和に暮らしていけないオトナたち。

なんだかとても考えさせられる映画です。

優一が水素(スイト)に言う
「キミは生きろ。何かが変わるまで」 という言葉は

いつかきっと、この無限ループを変えてやる。という意味の
ユーイチからのメッセージなのかもしれません。


" I'll kill my father"(ティーチャーを撃墜する)
そう言って、絶対に倒せない敵"ティーチャー"に向かっていくユーイチ


「あなたを待っていたわ。」というスイト
宿命は変えられたのかな・・・


劇場で公開されている間に、もう一度観ておきたいです。。。。。

泣きました。

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